ビンテージLevi’sの見分け方
ヴィンテージのLevi’sは古着好きなら、誰でも好きで欲しいアイテムです。
このページでは簡単なチェックポイントとモデルの変遷を載せました。
一般的な備忘録を兼ねていますので、誤りなどありましたらご指摘お願いいたします。
全体的な色落ちを見る
ヴィンテージの魅力は何といっても、その色です。未洗いのインディゴブルーから縦落ちまで、年月を経るほど深くなっていくのがデニムの良さです。インディゴ染めのデニムの色は、本物を何度も見ていると、違いがわかってきます。
アタリを見る
耳(セルビッチ)付き、いわゆる赤耳のジーンズは、サイドにアタリが出て、耳の部分も色落ちします。それが綺麗に出ているかもチェックポイントです。
サイド処理を見る
86年に生地を幅広のものに替えたために、以降の501には、セルビッチがついていません。デニムの質もこのあたりから大きく変わってきます。
パッチを見る
パッチの材質・ 表記内容・印刷の形状などで、ある程度年代の確認ができます。別ページのディティール年表で照らし合わせてください。
タブを見る
リーバイスの象徴でもあるタブの表記内容でも年代とモデルがわかります。 別ページのディティール年表で照らし合わせてください。
ステッチの色・材質を見る
初期BigEくらいまでは、縫製には綿糸が、または綿糸混在で使われていましたが、 以降になるとコアヤーンが使われるようになりました。綿糸使いはその色から「バナナイエロー」「イエローステッチ」などど呼ばれています。
バックポケットカンヌキ処理の確認
隠しリベット使用の有無、カンヌキ糸の材質・色などでビンテージか否かの判断ができます。
バックポケットのステッチ
チェーンかシングルかで判断ができます
チェンジポケットのステッチ
シングルかチェーンか耳付かなどで 判断ができます
TOPボタンの形状・裏のナンバー
TOPボタン裏のナンバーが1桁2桁の場合、ビンテージです。
501に見るリーバースのディティール変遷
| 年代 |
モデル名通称 |
パッチ |
リベット |
タブ |
セルビッチ |
ボタン |
隠しリベット |
その他 |
| 1942年〜 |
XX大戦モデル |
革パッチ S501XX |
|
BigE片タブ |
耳付 |
月桂樹ドーナツボタン |
鉄製 |
物資統制のためアーキュエイトステッチ省略。ペンキで書かれたものもある。 |
| 1947年〜 |
XX |
革パッチ |
オス側、メス側共に銅製の打抜きリベット |
|
鉄製から銅製へ |
アーキュエイトステッチ復活する。2本針のため、返しでセンターに三角形部分が出来る。 |
| 1952年〜 |
BigE両面タブ |
|
|
|
| 1954年〜 |
紙パッチ(ギャラ有) |
|
|
|
| 1960年〜 |
XXギャラ無 |
紙パッチ(ギャラ無) |
オス側がアルミ製のかぶせリベット |
|
|
|
| 1965年〜 |
|
XXの文字が消える |
TOPボタン裏に数字が入り始める |
|
初期にはタイプ物や501・501など存在。センターループがセンター合わせに |
| 1967年〜 |
BigE |
|
|
リベットを廃止して、カンヌキ(バータック)縫製に |
|
| 1969年〜 |
CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENTスタンプ |
|
|
内側注意書きにSF307と縮小率 8%の表記 |
| 1971年〜 |
66前期 |
Small-e使われ始める |
|
黒カンヌキ |
内側注意書きにSF307と縮小率 10%の表記
バックポケットシングルステッチ |
| 1974年〜 |
66後期 |
|
|
|
| 1980年〜 |
赤耳 |
|
|
|
内側注意書きにSF307と縮小率 10%の表記 |
| 1986年〜 |
レギュラー |
|
|
耳無 |
|
|
|
主なモデルと特徴・年代
| モデル名 |
製造年代 |
主な特徴 |
| XX |
〜1967年 |
隠しリベット、シングルステッチ、Vステッチ、革パッチ・紙パッチ、E赤タブ、赤耳、ベルトループセンター外れ、イエローステッチ |
| BIG E |
1966年〜1969年 |
XXが取れて「501-501」やA・S等のタイプモノなど。紙パッチ、シングルステッチ、E赤タブ、Vステッチ、赤耳、イエローステッチ、 |
| 66前期 |
1969年〜1974年 |
フラッシャー記述の"1966"より命名。e赤タブ、シングルステッチ(前期)、赤耳、イエローステッチ(前期) |
| 66後期 |
1974年〜1980年 |
チェーンステッチ。ここまでは縮小率8%。 |
| 赤耳 |
1980年〜1986年 |
66以降、赤耳をつけたもの。力織機使用生地の最後のモデル。81年以降はレギュラーと並存。 |
| レギュラー |
1981年〜 |
サイド、バイアス縫いの耳、現行のモデル。 |
|